右耳の人工内耳再手術から約2週間が経過しました。
退院後、毎日元気に過ごしてくれています。
マッピングに行ってきたので、それについても記事にまとめようと思います。
退院後のはるぴーの様子
病院から家に帰ってきたはるぴーは、一言でいうと、「元気いっぱい」といった感じです。
入院中は、頭がふらふらしたり、吐いたりとめまいのような症状がでたこともありましたが、家ではふらついたり転んだりすることはありません。
それどころか、ソファーやベッドなど少し高いところから降りるときも、足を下にして、地面に足をちゃんとつけてから降りるようになりました。
自分でよじ登ったものはいいものの降りられなくて泣いてしまうといった状況が少し前まではありましたが、もう自分で降りれるようになりました。
成長です!
両耳につけた人工内耳はどちらも嫌がらずにつけてくれています。
右耳の人工内耳の出力はまだ小さいため、左耳のコイルが何らかの原因で外れているときは音に対する反応がほとんどありません。
基本的には両耳どちらもついていることが多いので、我々親の声かけに対して反応があり、問題ないと思います。
最近は、絵本の読み聞かせと童謡をきかせることに力を入れるようにしています。
健聴のこどもと比べ、音のある世界を知ったタイミングが遅く、人工内耳を活用しても健聴のこどものきこえ方とは異なるため、より意識して言葉のシャワーを浴びせてあげる必要があると思っています。
そういった意味では、絵本や童謡を通じてはるぴーが楽しみながら言葉の蓄積をしていくのが良いと思います。
はるぴーは今のところ、種類にもよりますが、誰かに絵本を読んでもらうことが大好きで、自分から絵本を持ってきて読んでほしそうにしてくれるのでありがたいです。
童謡をうたう際は、公文から販売されている童謡カードを使用するようにしています。
童謡1曲1曲に対応する絵がカードに描かれているので、今から何の曲を歌うのかを先にこどもに伝えることができます。
また、まだ言葉の意味がわからないこどもでも絵を見ながら曲をきくことで、なんとなくうたわれている歌詞の内容がわかるようになっています。
絵本と同様に、童謡カードもはるぴーが興味津々にみて楽しんでくれているのでうれしいです。
新しい絵本を買ったのでそれも紹介しようと思います。
はんぶんこ
はるぴーに人と何かを分け合うことの大切さを感じてほしいと思い購入しました。
色んな食べものが絵本の中で出てくるのですが、どれも美味しそうに描かれており、読み聞かせをしているときに、思わずよだれが出そうになります。
この絵本を読み聞かせしてから、はるぴーは時折、おせんべいを割って、おすそ分けしてくれるようになりました。
マッピングと診察
今週はマッピングと術後の経過を診てもらいに病院に行ってきました。
まず最初に、人工内耳再挿入の術中に反応なしとなった電極がちゃんと使えるかをみてもらいました。
3番目と4番目の電極が反応なしとなっていたのですが、実際に言語聴覚士の先生がそれぞれの電極に音を流して、はるぴーが反応するかをみてくれました。
どちらの電極でも音に対する反応がありました。
反応を確認できて安心しました。
その後、右耳の人工内耳の出力がより大きいマップを作ってもらいました。
静かなところで近い距離で話しかければきこえると思うと言語聴覚士の先生に言われました。
はるぴーがどれくらいの音の大きさがきこえているか判断するために、太鼓をバチで叩いて音のする方向を見るかどうかを言語聴覚士の先生に確かめてもらいました。
そのとき、はるぴーが太鼓を叩くときに使用するバチに興味を示したため、先生がはるぴーにバチを「どうぞ」と渡してくれました。
はるぴーが上手に、そして楽しそうに太鼓を叩いていたのがとてもかわいかったです。
大きな音を出しながら何度もはるぴーが太鼓を叩く様子をみて、「音がうるさくて不快な様子はなさそうですね」と言っていました。
マッピングが終わった後に、はるぴーが「いーいーいーいー」と口ずさむ様子をみて、言語聴覚士の先生が、何かうたをうたおうとしているのではないかと言っていました。
はるぴーが童謡に興味を持って、自分でもうたおうとしてくれているのであれば、とても嬉しいです。
マッピングの後は、主治医の先生に術後の傷口の跡と耳の中を診てもらいました。
特に問題ないといわれ安心しました。
リハビリと術後の経過が順調で良かったね、はるぴー!