こはぴー(健聴児)がうまれてはや2ヶ月が経ちました。
はるぴー(難聴児)の新生児期と違うなと感じる部分もあったので、記事にまとめようと思います。
はじめに
健聴児のこはぴーと難聴児のはるぴーは、新生児の段階から違うなと思うことが育児をしていて思うことがいくつかあります。
同じ親からうまれた兄妹とはいえ、生物学的にいうと、半分が共通の遺伝子で、半分は異なる遺伝子からできていることになります。
なので、前提として、育児をしていて感じた違いが、耳がきこえないことで起きた違いなのか、本人たちの性格に起因するものか厳密にはわからないということは先に述べておきたいです。
そもそもはるぴーは男の子でこはぴーは女の子なので性別も違います。
そのため仮にふたりとも耳がきこえていたとしても違いは色々と感じたのではないかと思います。
余談になりますが、海外ではヒトの遺伝子配列を保管しデータバンク化する事業が発展している国もあります。
子どもを妊娠してその子がうまれる前から、将来の最終学歴や職業、年収までもが予測できる時代となっています。
学力に良い影響を与えることが知られている遺伝子の数を数えることで、その子が潜在的にどれくらい頭が良いかを知ることもわかるようになっています。
また、子どもが小さいうちは親が影響を与えられる部分が大きいですが、子どもが大きくなるにつれ遺伝子が影響する割合が増えてくることも知られています。
難聴児と健聴児の新生児期の違い
モロー反射
音や光、物理的な刺激など外部からの刺激に対して、赤ちゃんが自分の意志とは関係なく、反射的にびくっとして、両手を広げ抱きつくような動作をする反射のことをモロー反射といいます。
はるぴーのときは、ドアが急にバタンと閉じたり、何か物を落としたり、くしゃみをしてもモロー反射は起こしませんでした。
こはぴーは、大きな音がするとびくっとします。
お兄ちゃんが遊びたい盛りで、おもちゃで遊んでいるときに大きい音を出してしまうときがありますが、今でもたまに、こはぴーはモロー反射しています。
はるぴーは新生児のときは全く聞こえていなかったので、音でびっくりしようがなかったのでしょう。
ちなみに、はるぴーの場合は、重度の難聴のため、モロー反射がありませんでしたが、軽度中等度の難聴児の場合、音でモロー反射をする子も多いようです。
反り返りの有無
はるぴーは新生児のころ、ベッドで寝転んでいるときに反り返ることが多かったです。
こはぴーは全く反り返ることがないです。
別の難聴児をもつお父さんお母さんに話をきくと、うちも反り返りが多かったという人もいるので、反り返りは割と難聴児子育てあるあるなのかもしれません。
はるぴーは新生児のときから寝返りができるんじゃないかというくらい反っていたので、当時は心配していましたが、今は反ることはなくなり、ただただ寝相がとても悪いです。
昔、反り返るのは、耳が聞こえない分少しでも情報を得ようとして反り返るらしいよと別の難聴児をもつお母さんから教えてもらったことがあります。
夜泣き
はるぴーとこはぴーを比べると、はるぴーのほうが夜泣きがひどかったです。
はるぴーのほうが泣く頻度も多かったし、泣き声も大きかったです。
こはぴーも夜泣きをしますが、お母さんの声が聞こえると、泣き方が少し緩むことがあります。
お母さんの胸の中に包まれて、お母さんの心臓の音を聞いて落ち着いてまた寝てくれることも多いです。
はるぴーが新生児だった頃は、耳がきこえない、目もまだほとんどみえないといった状況だったため、はるぴー自身も、泣いているときに本当に自分の状況を伝えられているのか、不安で不安でたまらなかったんだろうと思います。
なので、はるぴーが出来うる限りの力で泣いて伝えてくれていたのではないかと思います。
聞こえる子でも夜泣きがひどい子はいっぱいいるので、きこえないことが原因で夜泣きがひどかったのか、性格に起因するのかはよくわからないところも正直あります。
声の出方
こはぴーは、まだ生後2ヶ月のため、喋ることはできませんが、「あー」「うー」などクーイングしているときがあります。
そしてその回数が増えてきているように感じます。
はるぴーの場合、偶然声が出るようなことはありましたが、あまりクーイングをしていたという記憶がありません。
自分から声を出しても、はるぴーはその声が聞こえないので、また声を出そうと思わなかったのだと思います。
病院受診の有無
はるぴーの場合、うまれて4日後に受けた聴力検査で引っかかったので、新生児の時から病院によく行っていました。
生後23日のときに再度聴力検査をして、小児科から耳鼻科に紹介されて、耳鼻科に受診。
尿検査や血液検査、聴力検査のために睡眠薬のシロップを飲まないといけなかったりと色々大変でした。
今でも毎月耳鼻科にかかって、先生の診察を受けています。
こはぴーの場合は、今のところ2週間検診と1ヶ月検診のときに病院に行っただけです。
病院に何度も行く負荷がないことも大きいですが、病気や障害に対する不安感がほとんどないというのが精神的に楽です。
子どもの将来が思い描けなくなって暗闇に突き落とされるのと、病気や障害のことを気にせずうまれた子どもの将来のために何ができるかを考えながら前向きに子育てをするのは、精神的に全然違います。
表情
新生児のときは、楽しいから笑うというよりも、生理的に心地よいときに口もとが緩むという程度の表情の変化、もしくは泣くしか表情の変化はないとは思います。
なので、子どもの顔をみて、子どもがどんな気持ちか想像しているときは、単に自分がどんな感情で子どもに対して接していたかと思い出しているだけかもしれません。
そんな中、あえて表情について語るとすれば、はるぴーは不安な表情、こはぴーは安心した表情で過ごしていたように感じます。
はるぴーはとにかく、寝たと思ってもベビーベッドに置くとすぐに泣いてしまうタイプの子で、お母さんやお父さんと肌が触れ合っていないとすぐに不安になってしまう子でした。
こはぴーはベビーベッドに置いてもはるぴーと比べ、泣くことは少なく、起きているときに置いても機嫌が良いときが多いです。
こはぴーも部屋を暗くして、静かな環境にして、ベビーベッドに置いておくと、泣くことが多いので、音が聞こえることが、安心材料のひとつになっているのではないかと感じています。
あと、こはぴーは、目を閉じているときでも、親がベビーベッドに近づくとその足音に気づき目を開けたり、音が鳴るおもちゃの方を見たりするので、音の方向もかなり正確にわかっているように感じます。
おわりに
我々夫婦の場合、生まれてくる子どもの耳が聞こえていない確率が1/4あります。
受精の際に、ランダムで選ばれた遺伝子配列により、きこえるかきこえないかが決まります。
すべての人間の多様性は、この遺伝子配列によってもたらされており、性格や潜在的な能力もこのタイミングである程度決まるといっても過言ではないと思います。
もちろん、家庭での子どもとの接し方や教育によって、特に子どもが小さいときには、親の影響力を高めることは可能ですが、子どもが大きくなるにつれてその影響力は弱まります。
三つ子の魂百までという言葉があるように、おそらく小さいときからその子の得意なことや興味のあることはあまり変わらないのではないかと思います。
私も小さい頃から、コンピューターが好きで、小学1年生のときにホームページを作って夏休みの工作にしたことがありましたが、今でもパソコンを触って、プログラムのコードを書くのが好きです。
もちろん、薬局での勤務も嫌いじゃないですよ(笑)
なので、やはり、子どもが興味を持ったこと、やりたいことの芽をできるだけ摘まないというのが大事になってくるのではないかと思います。
はるぴーとこはぴーは、ふたりとも違う価値観を持ち、それぞれの人生を歩んでいくと思いますが、どちらの人生も尊重すべきでどちらの人生も本人にとって幸せであるようにと親として願いたいです。
はるぴーは、今のところ、乗り物が大好きで、この間、のりもの図鑑を買ってあげたら、家に帰るまでずっと肌身はなさずに持っていました。
家でよくみています。
こはぴーがどんなことに興味を持つかはまだわかりませんが、今から楽しみでしかたありません。
どんな違いがあろうとも、ふたりともかわいいことにはかわりがありません。
お父さんは、ふたりの幸せを常に考えて生きています。