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最近、突然汗をかいたり、イライラしたり重だるさを感じたりすることが多くなってはいませんか?
それ、もしかしたら更年期障害かもしれません。
更年期にさしかかると、ホルモンバランスが乱れ、自律神経が不調となり、様々な諸症状がでることがあります。
軽い更年期障害による諸症状には、命の母Aがおすすめです。
この記事では、更年期障害の症状が出始めて悩んでいる方向けに、命の母Aの特徴、有効成分、注意点について薬剤師ゆうが解説していきます。
命の母Aの特徴
命の母Aの特徴は、以下の4つです。
- 女性に現れる特有な諸症状の緩和と健康増進を目的としてデリケートな女性の体の仕組みを考えて作られている市販薬である。
- 13種類の生薬とビタミン類、カルシウムなどが配合されており穏やかに効いてくれる。
- 血行を促し、体を温めることで女性ホルモンと自律神経の乱れから起こる様々な身体の不調を改善する。
- 小さくて飲みやすい糖衣錠である。
命の母Aは、更年期にさしかかった女性に現れる特有な諸症状である、突然の汗、イライラ、重だるさ、肩こりなどの緩和が期待できます。
また、健康増進に貢献してくれるビタミン類やミネラルが配合されています。
命の母Aには、更年期障害の治療に用いられる漢方薬である、当帰芍薬散をベースに、加味逍遥散や桂枝茯苓丸に含まれる生薬の一部が含まれています。
また、より幅広い症状や体質に対応するために、追加で生薬が配合されています。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、三大婦人薬と言われ、更年期障害による諸症状に使われることの多い漢方薬です。
生薬のはたらきが組み合わさることで、命の母Aを服用すると、全身の血行が良くなり、体が温まりやすくなります。
この作用により、女性ホルモンと自律神経の乱れから起こる様々な身体の不調を改善してくれます。
生薬ベースの医薬品ですが、小さくて飲みやすい糖衣錠のため、生薬独特のにおいを感じにくいです。
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命の母Aの有効成分
命の母Aには、13種類の生薬、ビタミン類、カルシウム、タウリン、精製大豆レシチンが配合されています。
配合生薬:ダイオウ末、カノコソウ末、ケイヒ末、センキュウ末、ソウジュツ末、シャクヤク末、ブクリョウ末、トウキ末、コウブシ末、ゴシュユ、ハンゲ、ニンジン末、コウカ
命の母Aに含まれる生薬には、主に5つの作用があります。
女性ホルモン調節作用
これは、乱れがちな女性ホルモンのバランスを整える作用のことをいいます。
トウキ末、シャクヤク末、センキュウ末がこのような作用を示します。
体の基礎を整える作用
胃腸機能を整え、更年期女性に不足がちな栄養素を補給する作用のことをいいます。
ダイオウ末、ソウジュツ末、ゴシュユがこのような作用を示します。
自律神経調節作用
神経の興奮、緊張を緩和し、イライラを鎮めます。
カノコソウ末、ブクリョウ末、コウブシ末、ハンゲ、コウカがこのような作用を示します。
血流改善作用
血管運動機能を改善しほてりや冷え性鎮める作用のことをいいます。
トウキ末、センキュウ末、コウカがこのような作用を示します。
滋養強壮作用
抵抗力や新陳代謝を高め体の重だるさに効きます。
ニンジン末、ケイヒ末がこのような作用を示します。
命の母Aに含まれるビタミン類は、ビタミンB群と、ビタミンEに分けられます。
ビタミンB群:チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸、ビオチン
ビタミンE:dl-α-トコフェロールコハク酸エステル
ビタミンB群
ビタミンB群は、新陳代謝や疲労回復に欠かせない成分です。
チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1)
神経や筋肉などに役立つビタミンで、腰痛などの症状に効果を発揮します。
リボフラビン(ビタミンB2)
皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、にきびや肌荒れなどの症状を和らげます。
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
ビタミンB2同様、皮膚や粘膜、神経の働きを正常に保つ働きがあります。にきびや肌荒れを改善します。
シアノコバラミン(ビタミンB12)
血液中のヘモグロビンの合成に必要。また、末梢神経の働きを正常にします。
ビオチン
脂質、糖質、たんぱく質の代謝に関与し、皮膚炎などの緩和に役立つビタミンです。
ビタミンE
dl-α-トコフェロールコハク酸エステル
血行を改善することにより、更年期に起こりやすい末梢血行障害による肩こりやしびれ、冷え、のぼせを改善します。
命の母Aには、2種類のカルシウムが配合されています。
また、タウリン、精製大豆レシチンも配合されています。
パントテン酸カルシウム
脂肪や糖質の代謝に関与し、栄養補給に役立ちます。
リン酸水素カルシウム水和物
骨の健康に必要なカルシウムを補給します。
タウリン
筋肉の働きを強くしたり、疲労物質である乳酸の蓄積を防ぎます。
精製大豆レシチン
脂質の代謝に関与し、栄養補給に役立ちます。
命の母Aの注意点
命の母Aの主な注意点は、以下の4つです。
- 服用してから効果を実感するまで2週間から4週間程度かかる。
- 胃腸が弱く、下痢しやすい人は、胃のむかつき、吐き気、下痢、腹痛などを引き起こす可能性がある。
- 医療用の漢方薬と比べると効果が弱い。
- 生薬の効き目は体質による個人差が大きいので効果を実感しにくい場合がある。
命の母Aは、生薬をベースに作られている市販薬です。
生薬は、身体の体質を改善することで、じわじわと更年期障害による諸症状を起きにくくしてくれます。
そのため、実際に効果を実感するまでに、2週間から4週間程度かかることが多いです。
胃腸が弱く、下痢しやすい人は、胃のむかつきや吐き気、下痢、腹痛などの消化器症状が出ることがあります。
命の母Aは、医療用の漢方の当帰芍薬散をベースに作られていますが、その生薬の配合量は医療用のものと比べると少ないため、効果は弱いです。
ただし、当帰芍薬散よりも多くの生薬が配合されており、幅広い症状や体質の方でも服用しやすい製品となっています。
また、生薬の効き目は体質による個人差が大きいため、人によっては効果を実感しにくい場合があるので、1カ月ほど使用しても改善が見られない場合には、服用を中止したほうがよいでしょう。
今回の記事が、皆さんの商品選択の参考になれば幸いです。
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