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皆さんは、健康診断等で中性脂肪値が高めだと指摘されたことはありませんか?
中性脂肪値が高いまま放置してしまうと、動脈硬化が起こり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが増大してしまいます。
エパデールTは、市販薬の中で唯一、中性脂肪値を下げる効果が認められた医薬品です。
この記事では、中性脂肪値が高めだと診断された方向けに、エパデールTの特徴、有効成分、注意点について薬剤師ゆうが解説していきます。
エパデールTの特徴
エパデールTには、主に以下の4つの特徴があります。
- 健康診断等で指摘された、境界領域※の中性脂肪値を改善する
- 市販薬の中で唯一、中性脂肪値を改善する効果が認められた医薬品である
- 中性脂肪値を改善することで、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクを低下させる
- 医療用で使われるエパデールSと同成分が配合されている
※「境界領域」:中性脂肪が正常値よりもやや高めの値(150mg/dL以上300mg/dL未満)を指す。
エパデールTには、中性脂肪値を下げる効果が認められており、服用により、境界領域の中性脂肪値を下げるを改善します。
血中の中性脂肪値が高い状態が継続すると、動脈硬化の原因となり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高くなってしまいます。
エパデールTは、市販薬の中で唯一、中性脂肪値を改善する効果が認められた医薬品です。
エパデールT以外の中性脂肪値を改善する医薬品は、医療用医薬品しかないため、病院へ行く時間がなかなか作れない方にもおすすめの商品です。
エパデールTには、医療用で使われるエパデールSと同成分が配合されており、使用経験も豊富で、しっかりとした効果も認められています。
エパデールTの有効成分
エパデールTには、以下の有効成分が配合されています。
イコサペント酸エチル(EPA)
腸管からの中性脂肪の吸収をおさえるため、食事から得られる中性脂肪の量を減らすはたらきがあります。
腸管から吸収される中性脂肪のほかに、肝臓から合成されてできる中性脂肪がありますが、イコサペント酸エチルには、肝臓から合成される中性脂肪の量を減らすはたらきもあります。
また、イコサペント酸エチルには、余分な血中の中性脂肪の代謝を促進するため、身体から余分な中性脂肪を取り除くはたらきもあります。
エパデールTは、中性脂肪の吸収、合成を抑え、血中の中性脂肪の代謝を促進するため、効果的に中性脂肪値を減らすことが期待できます。
エパデールTの注意点
エパデールTには主に、以下の4つの注意点があります。
- 中性脂肪値が境界領域(150mg/dL以上300mg/dL未満)の人に限り服用することができる
- エパデールTの効果を高めるために、食事や運動などによる改善も同時に行う
- 出血を助長することがあるので、出血しやすい方、手術を予定している方は服用しない
- 「エパデールT」販売認定薬剤師のいる店舗でのみ購入が可能である
エパデールTは、中性脂肪値が境界領域(150mg/dL以上300mg/dL未満)の人に限り服用することができます。
中性脂肪値が気になる方でも、境界領域に達していない方は服用することができません。
また、中性脂肪値を下げるためには、エパデールTを服用するだけでなく、食事に気を使い、適度な運動を心掛ける必要があります。
エパデールTを服用しているからと、食事や運動が疎かになるようでは本末転倒です。
エパデールTは、血液をサラサラにし、出血を助長することがあります。
そのため、出血している方、出血しやすい方、手術を予定している方は服用しないでください。
エパデールTは、「エパデールT」販売認定薬剤師のいる店舗でのみ購入が可能なため、最寄りのドラッグストアに販売認定薬剤師がいるか確認するとよいでしょう。
この記事が、皆さんの商品選択の参考になれば幸いです。