皆さんは解熱鎮痛薬を服用する際に、胃に負担がかからないか、眠くならないかなどの副作用を心配になったことはありませんか?
解熱鎮痛成分はどうしても胃に負担がかかってしまうものが多いですが、その中でも一番胃に負担がかかりにくい解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンが知られています。
また、市販の解熱鎮痛剤の中には、鎮静成分が配合されていることがあり、これが眠気を引き起こすことがあるため、服用時に眠くなりたくない人は、鎮静成分が配合されていない製品を選ぶ必要があります。
ナロンmには、解熱鎮痛成分として胃に負担がかかりにくいアセトアミノフェン配合で鎮静成分は無配合のため、胃にやさしく眠くなりにくいです。
この記事では、解熱鎮痛剤を服用して胃に負担がかからないか、眠くならないか心配な方向けに、ナロンmの特徴、有効成分、注意点について薬剤師ゆうが解説していきます。
ナロンmの特徴
ナロンmには、主に4つの特徴があります。
- 解熱成分アセトアミノフェンが配合され、7歳以上から服用することができるので、家族みんなで服用できる
- 胃を守る胃粘膜保護成分グリシンが配合され、胃にやさしい
- 発熱時に消耗しがちなビタミンB1、B2が配合されている
- 眠くなる成分が配合されておらず、服用により眠くなりにくい
ナロンmは、安全性が高く子供から高齢者まで服用することができる解熱鎮痛成分アセトアミノフェンが配合されており、7歳以上から服用することができます。
そのため、家族みんなが服用することができ、万一のために使う置き薬としても利用しやすい製品です。
7歳以上は1回1錠、15歳以上は1回2錠服用します。
ナロンmには、胃に負担がかかりにくいアセトアミノフェンが配合されているだけてなく、胃を守る胃粘膜保護作用のある有効成分グリシンが配合されています。
そのため、胃にやさしくほとんど胃にかかる負担について考える必要がありません。
発熱時には、ビタミンB1やビタミンB2が消耗されやすくなりますが、ナロンmには、ビタミンB1とビタミンB2が配合されているので、服用することでこれらのビタミンを補給することができます。
ナロンmには、眠気を引き起こす可能性のある鎮静成分が配合されていないため、服用しても眠くなりにくいです。
鎮静成分には、頭痛などの症状を緩和するはたらきがありますが、眠くなると困るシチュエーションでは避けるべき成分でもあります。
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ナロンmの有効成分
ナロンmには4種類の有効成分が配合されています。
アセトアミノフェン
脳の体温調節中枢や中枢神経などに作用して熱を下げたり、痛みを抑えたりします。
解熱鎮痛成分のロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンS)やイブプロフェン(イブA錠)などと比較すると、痛みを抑える作用はやや劣りますが、副作用が少なく安全性が高いことが知られています。
グリシン
胃の粘膜を保護する効果があり、胃を守るはたらきがあります。
ビタミンB1
発熱の際に消耗しやすく、糖質をエネルギーに変えるはたらきがあります。
ビタミンB2
発熱の際に消耗しやすく、特に脂質をエネルギーに変えるはたらきがあります。
ナロンmの注意点
ナロンmには主に、4つの注意点があります。
- 成分が重なる場合があるので、他の解熱鎮痛剤、かぜ薬、鎮静剤といっしょに服用しない
- 安全性が高く、7歳から服用できるが、痛みをとる効果はあまり強くない
- 服用前後は飲酒しない
- 長期連用しない
ナロンmに配合されている解熱鎮痛成分アセトアミノフェンは、他の解熱鎮痛剤やかぜ薬、鎮静剤などにも配合されていることがあり、成分が重なる場合があります。
万一成分が重なった場合、通常の用量を超えて服用することになり、思わぬ副作用が発現する可能性があります。
アセトアミノフェンは安全性が高く、ナロンmは7歳から服用することができますが、ロキソニンSやイブ錠などと比べると痛みをとる効果は劣るので注意してください。
ナロンmの服用前後は、飲酒しないでください。
また、長期連用せず、熱や痛みが長期間続くようなら、病院へ受診してください。
この記事が皆さんの商品選択の参考になれば幸いです。
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