今日は、会社からお休みをいただいて、はるぴーと妻と3人で聴覚支援学校と市役所に行ってきました。
聴覚支援学校に行くのは今回がはじめてだったので、どんなところか、どんな方のお話をきけるのかドキドキでした。
また、市役所に障害者手帳の申請用紙と特別扶養手当の申請用紙を貰いに行きました。
はじめての聴覚支援学校
はるぴーは生後すぐ、新生児聴覚スクリーニング検査、精密検査、それ以降も色々な聴覚検査を続けて受けてきました。
その結果、病院の先生からは高度難聴でほぼ間違いないといわれ、補聴器専門店と聴覚支援学校を紹介されました。
補聴器専門店は少し前に訪れており、はるぴーの耳の型を元に、補聴器を耳から外れにくくする役割をもつイヤーモールドを現在作ってもらっています。
今回は、聴覚支援学校に行ってきました。
聴覚支援学校の先生とは電話で一度お話をさせていただいていましたが、実際に学校にいくのは今回がはじめてでした。
そのためどんなところか、どんなお話をきくことができるのか、学校に向かう道中ドキドキしていました。
聴覚支援学校に着くとすぐに担当の先生が建物から出て来てくださり安心しました。
第一印象から優しそうでなんでも話をきいてくれそうな先生で、今日お話を色々きかせていただいたことで、その印象がさらに強くなりました。
聴覚支援学校内にて
到着後、すぐに担当の先生から自己紹介してくださり、そしてこちらの名前も覚えていてくださったので、うれしかったことを覚えています。
平日に訪れたので、通常どおり学校に生徒さんがおり、はるぴーの先輩方にあたる子どもたちの日常を見ることができ、貴重な経験となりました。
幼稚部や小学生の子が元気いっぱいで明るく学校生活を送っている様子が微笑ましかったです。
なかには挨拶をしてくれる子どもや私たちを案内してくださっている先生に対して話しかけてくる子どももいました。
自然な日本語の発音で喋る子どもたちが多い印象でした。
はるぴーも将来的にはちゃんと自然な発音で喋ることができるようになるのでしょうか?
はるぴーの耳に関するお話は、相談室で担当の先生からしっかりきくことができました。
難聴児の親が子どものためにできること
相談室ではまず、担当の先生より各医療機関や保健所などとの情報連携についての説明がありました。
先生は、色々な病院の先生や言語聴覚士の方のお名前や人柄をご存知で、普段から密に連携されている印象を受けました。
その後は、今子どものために親ができることについて説明がありました。
いちばん大事なのは、はるぴーをしっかり見て表情豊かに話しかけることだそうです。
音が聞こえない分、正面から話しかけて、舌を出したり、目を大きく開いたり、口を開いたりすぼめたりして、子どもの目線を引きつけるようにするのが良いそうです。
普段から割とはるぴーに正面から話しかけれてはいたので、今までしてきたことが間違いではなかったと再確認できてよかったです。
これからは、より表情豊かにはるぴーに接しようと思います。
はるぴーは現在生後4ヶ月なのですが、この時期から絵本を読んであげることもいいそうです。
できるだけ字が少なく、わかりやすい絵本で、子供が触っても良いようにハードカバーのものがおすすめだそうです。
先生からのアドバイスを参考に、近いうちに数冊絵本を買おうと思っています。
おもちゃは無理に買い与える必要はなく、今はふれあい遊びを中心にはるぴーとコミュニケーションをとることが望ましいそうです。
歌いながらふれあいができる遊びを2種類ほど教えていただき、相談室で音楽をかけてはるぴーをだっこしながら踊りました。
いっぱいはるぴーに触れて、はるぴーの笑顔を引き出そうと思います。
テレビは、2歳くらいまでは少なくともあまりみせないほうがいいようです。
小さい子どもにとっては、刺激が強すぎるようです。
聴覚獲得には、肉声で1対1で話しかけるのが一番理想的とのことでした。
我々がテレビをみていると、はるぴーもいっしょにテレビの方を向いているので、極力はるぴーが起きているときはテレビを見ないようにしようと思います。
聴覚障害者のコミュニケーションの方法としては主に、補聴器や人工内耳をつけ口話を用いる方法と手話を用いる方法があります。
先生は今の段階ではどちらかの方法に限定せず、両方の方法を用いてコミュニケーションをとるのが良いのではないかとおっしゃられました。
大人になってから手話を覚えるよりも産まれてから手話に触れ合う機会がある方が楽に手話を覚えれますし、はるぴーにとって手話が必要でなくなったらはるぴーの判断で使わなければいいだけです。
補聴器や人工内耳を使用しても、騒がしい環境ではなかなか聞き取りづらいという現実もあります。
そんな場面でも、手話が使えるメンバーだと問題なく会話することができます。
口話と手話の両方のコミュニケーション方法を知っていると、コミュニケーションの仕方により幅ができるのは言うまでもありません。
我々も普段からはるぴーに声かけしている言葉を中心に少しずつ手話を覚えていこうと考えています。
市役所へ身体障害者手帳の申請用紙を貰いにいく
聴覚支援学校での教育相談が終わったあとは、市役所に身体障害者手帳の申請用紙と特別扶養手当の申請用紙を貰いに行きました。
はるぴーはこれから補聴器をつけて音に対する反応が改善するかみてもらう予定です。
この補聴器の購入のための補助を受けるには、身体障害者手帳の交付を受ける必要があります。
そのため申請用紙を貰いに行きました。
身体障害者手帳が交付され、補聴器購入のための補助の申請が受理されるまで、レンタル補聴器を補聴器専門店から無料で借りることができるのでありがたいです。
どれくらいの期間、補聴器をレンタルさせてくれるかは補聴器専門店によって異なる場合があるので注意が必要です。
市役所からもらった申請用紙に病院の先生に記入していただいて、再度、市役所にいき、身体障害者手帳の申請をします。
申請してから2ヵ月程度、身体障害者手帳交付まで時間がかかるようです。
特別扶養手当の申請用紙も貰いに行きました。
障害の程度に応じて毎月の手当が決まります。
こちらも手当が決定するまで2ヵ月程度かかるようです。
致し方ない部分もあるとは思いますが、役所が絡むと、時間がかかりますね。
少しでも早く手帳交付と手当の決定が行われることを願っています。