難聴児子育て

聴覚支援学校に入学願書を出しに行きました

今は教育相談というかたちで月に1回のペースで、聴覚支援学校に通っているはるぴーですが、来年の4月からは聴覚支援学校の保育部に入学する予定です。

12月の教育相談の際に入学願書をもらい説明を受け、1月に入り願書を聴覚支援学校に提出しました。

来年の春からは、はるぴーが他の子たちといっしょに色々と学ぶようになると思うと、今からとてもドキドキします。

願書

はるぴーは来年の4月から、聴覚支援学校の保育部に入学する予定です。

そのため、担当の先生から入園のための願書を12月の教育相談の際にもらい、説明をききました。

入学にあたっては、願書を提出した後に、親子で面接を受ける必要があるそうです。

願書は年明け後1月の指定された週に、聴覚支援学校にある事務所に提出する必要があります。

今週がその願書受付の週だったため、聴覚支援学校に願書を提出し、無事に受理されました。

約1ヶ月後に面接があります。

面接自体は和やかな雰囲気で5分くらいで終わるそうですが、はるぴーと妻と私の3人で面接を受ける経験は今回がはじめてになるので、想像するだけでとても緊張します。

面接の直前に、はるぴーは写真を撮られるそうで、その写真を面接官の方々が事前にチェックして、どんな子かということを想像するそうです。

また、入学後の集団保育でみんなの顔を覚えやすくするために、そのときに撮られたみんなの写真が、入学する生徒のいる家庭に配られるそうです。

はるぴーが写真をみて、みんなの顔をちゃんとおぼれられるかドキドキです。

面接を経て、無事に入学が認められた場合、その1週間後に入学説明会が予定されています。

入学説明会は1時間ほどあり、小さい子がおとなしく集中して座っておくには長すぎるため、会場には子どもは連れてこないようにお願いされました。

子どもがいない分、集中して説明をきくことができそうです。

入学後は、週3回聴覚支援学校に通うことになり、そのうちの2回は集団保育、のこりの1回は個別での指導となる予定です。

来年の春からは、より忙しくなりそうですが、はるぴーに新しいお友だちがたくさんできると想像すると、楽しくなります。

12月の教育相談

少し前の話ですが、はるぴーが緊急入院となり、ブログを書くことができていなかった12月の教育相談の内容についてここに書こうと思います。

この頃はまだ人工内耳インプラントの取り出し手術をうける前で、両耳装用でした。

12月は初旬に教育相談がありました。

12月となり、外の気温も冷え込んでいましたが、担当の先生が事前に相談室の部屋をあたたかくしてくださっていたので、とてもありがたかったのをおぼえています。

移動中やお手洗いの際の校内の寒さは身にしみましが、自分が小学生のときはそんなに寒いことをあまり気にせずに学校生活を過ごしていたことをぼんやり思い出しました。

親ごころで外が寒いと色々と寒いだろうと服を着せてしまいますが、もしかしたらはるぴーも外の寒さはまだあまり気にならないのかもしれません。

相談室で先生と挨拶したあとは、まずは聴力検査を受けました。

結果は、前回聴覚支援学校で受けた結果とほとんど同じで、どの音の高さでもフラットに30dBで反応がありました。

人工内耳をつけ始めてから3ヶ月ほど経つと、これくらいの時期から音の輪郭がよりハッキリと出てきやすくなるそうです。

音の輪郭が出てくることで、音を嫌がって装用をしたがらなくなる子も出てくるそうです。

はるぴーは今のところ、あまり装用を嫌がることはありませんが、注意深く引き続き見ていく必要はあると思います。

普段、病院でマッピングをしてくださっている言語聴覚士の先生が最近聴覚支援学校に来たようで、はるぴーの病院での様子と学校での様子について情報共有をしていただいたらしいです。

名前を呼ぶと振り向く呼名反応が見られるようになり、色んな音にも気づくことができるようになっているため、人工内耳の装用がたいへん上手く行っていると評価をいただきました。

人工内耳自体の装用時間も、同年代の中では長い時間つけれているほうだそうです。

モノを机に打ち付けたり、両手に持っているモノどうしを打ち付けたりして、意図的に音を出すことも多いです。

退院後のマッピング

はるぴーは右耳の人工内耳手術の傷跡から膿がでて、緊急手術となり、右耳の人工内耳のインプラントを取り出しました。

退院してから1週間後に、手術跡の経過を手術をしてもらった先生にみてもらいに病院に行きました。

手術の詳細については「こちら」をご覧ください

まず、手術跡の経過ですが、人工内耳があった部分の膨らみもなく、手術跡の傷口もきれいにくっついていて経過良好とのことでした。

とりあえず手術後の経過が良好であったので少しほっとしました。

診察の後、言語聴覚士の先生に左耳の人工内耳のマッピングをしてもらいました。

右耳の音は一時的に今、失ってしまっているはるぴーですが、左耳の人工内耳が残っているおかげで音への反応が引き続き見て取れるので、まだよかったと思います。

やはり、片耳装用だけになると、音の方向感覚が全くわからないようで、自分の視界外からの音については、探すのに苦労したり見当違いな方向をみたりすることがあります。

聴力検査の結果は、高い音が35dBでそれ以外の周波数の音は45dBでした。

通常の会話の際の音量が大体60dBくらいと言われているので、静かなところで話しかけたら、はるぴーに声が届ことを再確認できました。

CORでの聴力測定では、測定者によって多少データにズレが出るようで、いつも病院では辛めに、聴覚支援学校では甘めに結果が出ます。

片耳装用でも「はるぴー」と呼びかけるとちゃんとふり向きますし、音の出るおもちゃで遊ぶことも好きなため、ある程度ちゃんときこえているんだろうなとは家でも思っていました。

1月の教育相談

ひと月に一回、教育相談があり、入院が長引いていたので、1月の教育相談は行けるかどうかわからなかったのですが、無事に今月も教育相談を受けることができました。

いつもは教育相談の際に、聴力検査をしてくれるのですが、病院での聴力検査からそんなに日がたっていなかったので、今回は聴力検査は受けませんでした。

その代わり、病院での入院生活で大変だったことや不安に思っていたことを先生にきいていただきました。

教育相談の担当の先生も親身に話をきいてくださり、要所要所で共感していただけたのでとても嬉しかったです。

担当の先生は、聴覚支援学校での経歴が10年以上あるそうなのですが、その中で2人、人工内耳の再手術となった子を見たことがあるそうで、そのエピソードもきかせていただくことができました。

おふたりとも人工内耳の再手術という大変な経験をされたものの今は元気に過ごされていることをきき、少し安心しました。

はるぴーも人工内耳の再手術を春先に予定している身ですが、きっと無事に再手術が成功し、すぐ元気になって日常生活を過ごせるようになってくれると思います。

来月は、聴覚支援学校への入学に向けて、面接があったり、説明会があったりと忙しくなりますが、引き続き風邪をもらわないように気をつけながら頑張りたいと思います。

寒い日が続くので、はやく寒さが和らいでくれるといいなと願っています。

春からの学校楽しみだね、はるぴー!

いっぱい友だち作ろうね!

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ゆう

薬に含まれる有効成分オタクで、どのようなメカニズムで薬が効果を示すか勉強することが好きです。 2016年薬学部卒業後、調剤併設型ドラッグストアで薬剤師として勤務しています。 薬を使う必要性や注意事項など、わかりやく紹介していきます。

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