難聴児子育て

音入れから3週間(やっと身体障害者手帳ができました)

はるぴーが人工内耳をつけ始めてから3週間が経ちました。

以前に申請していた身体障害者手帳がようやくできあがったため、市役所に取りに行きました。

また、今週はおじさんおばさんに会いに少し遠出をしました。

今週のはるぴーの様子をブログにまとめようと思います。

今週のはるぴーの様子

はるぴーの音に対する反応で、今週最も感動したのは、日常生活で自然に発生する音にも反応したことです。

具体的に言うと、まず料理を盛り付けたお皿をテーブルに置いたときにした音に気づきました。

先週までは、意図的にはるぴーに対して楽器等を鳴らした際には反応があることが多かったですが、はるぴーに対して向けられた音以外には反応が鈍かったと記憶しています。

それが今週は、意図的ではない自然に発生した音にも反応が見られました。

この反応に我々夫婦は大きな可能性を感じました。

なぜなら、はるぴーは親から教えてもらうことなく、自ら音に気づいて、その音の種類や音がなる仕組みを学ぶことができる子だということがわかったからです。

もちろん、これからも色んな音をはるぴーに積極的にきかせていくつもりですが、自らの力でも音を認識し、学習することにより、今後の聴覚発達のスピードがより早くなると思います。

お皿をテーブルに置いた音以外にも、はるぴーの離乳食を作る際に使用したフードプロセッサーの音や手をアルコール除菌する際にした手を擦り合わせる音にも反応がありました。

音が鳴る際に目で変化が見えるものに関しては、次に同じ音がなったときに反応がはやくなっているように思います。

逆に音がなっても見た目では変化がほとんどないものに関しては、どこから音がどうして鳴ったのかというのがあまり理解できていないようです。

例えば、電子レンジの加熱が終わった際の、ピピピッという音にはあまり反応しません。

「ここから音がなったよ」と指差しをしながら教えると、その部分を見るので、続けることで音が鳴った意味が少しずつ理解できるようになっていくと思います。

両手をパチパチしたり、つみ木を両手にもって叩き合わせたりをはるぴーの前でよくしていたら、はるぴーも真似して自分でもやるようになりました。

木琴を自分で叩いて音を確かめているときもあります。

今週のはるぴーの音以外の一番大きな成長したと感じた部分は、つかまり立ちができるようになったところです。

ベビーベッドをダイニングテーブルのすぐ横に置いて、はるぴーをそこに入れて夕食を食べていたら、我々の食べている食事に興味を示し、ベビーベッドの枠につかまりながら自分の足で立ちました。

今まで膝立ちすることはあったのですが、急につかまり立ちしたのでびっくりしました。

はるぴーは今、生後9ヶ月ですが、この時期につかまり立ちできるようになる赤ちゃんは比較的多いようです。

つかまり立ちの要領をおぼえたのか、それ以降、はるぴーはよくつかまり立ちするようになりました。

はるぴーの目線の高さが上がり、より色々なものに興味が出るようになって、親としてはうれしいです。

とはいえ、転倒や誤飲などのリスクが上がり、ますますはるぴーから目が離せなくなりました。

身体障害者手帳の受け取り

6月初めに身体障害者手帳の申請をしていたのですが、ようやく手帳が出来上がり、今週受け取りに行きました。

申請から受け取りまで4ヶ月以上かかった計算になります。

一般的には申請から1〜2ヶ月で、身体障害者手帳ができることが多いらしいのですが、はるぴーの場合、審議会に諮問されたため、長い時間がかかってしまいました。

出来上がったはるぴーの身体障害者手帳の等級は2級だったのですが、実は主治医の先生に書いていただいた診断書の等級は3級でした。

病院では3歳になるまではほとんどの場合3級になると言われていましたが、病院での聴覚検査の結果自体は2級相当のものでした。

もし本当に年齢のせいで2級相当の聴力でも3級で認定されてしまうとしたら、それは残念なことだなと個人的には思いながら、手帳の申請をしました。

申請から2ヶ月経っても手帳が出来上がったという連絡が来なかったため、市役所に電話をすると、診断書の内容について疑義が生じたため、審議会にかけられることになったと言われました。

医師が診断書に書いた等級と異なる等級が認定される場合は、審議会にかけられるため4ヶ月以上、手帳が出来上がるまで待つ必要が出てきます。

補聴器購入補助の申請などは、身体障害者手帳が交付されてからのみ申請できることから、少しでもはやく手帳が交付されることを願っていたのですが、その願いは叶いませんでした。

結局、補聴器は買うことなく、レンタルのものを人工内耳手術が終わるまで使わせてもらうことになり、イヤーモールドのみ自費で購入しました。

4ヶ月弱もの間、補聴器をレンタルさせていただいた補聴器店にはとても感謝しています。

おもちゃと楽譜

今週も備忘録を兼ねて、はるぴーが喜んで使ってくれているおもちゃや楽譜を紹介しようと思います。

おふろでちゃぷちゃぷ

ご購入はこちら

義母がお世話になっている方からいただいたおもちゃです。

はるぴーはこのおもちゃのかたちはもちろん、このおもちゃからするヒノキの香りが大好きです。

はるぴーはお風呂に入るのが大好きになり、以前よりもお風呂に入る時間も長くなりました。

アンパンマン おおきなよくばりボックス

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おじさんおばさんから買ってもらったおもちゃです。

このおもちゃひとつにたくさんの遊びがつまっており、はるぴーは夢中になって遊びます。

ボタンが多くついており、押すと音が出るのですが、はるぴーもボタンをよく押し、ボタンを押した際に音が出ることを楽しんでいます。

あいをぎゅぎゅーっと!こどもがうたう身近な歌あつめました。すこやかな成長に寄り添う50曲

右手がメインメロディー、左手が簡単な伴奏になっている、いわゆるピアノ・ソロの楽譜です。

はるぴーに演奏してあげると、とても喜びます。

50曲あるので、飽きずに長く使えると思います。

おじさんおばさんのお家

今週はおじさんおばさんのお家に、我々夫婦とはるぴーでおじゃましました。

道中は2時間程のドライブになりましたが、人工内耳をつけた状態で比較的ごきげんに過ごしたり、お昼寝したりしながら車内で過ごすことができました。

おじさんおばさんと合流したあとも、色々と街を散策したり、ごはんを食べに行ったり、お買い物をしたりと出ずっぱりでしたが楽しんではるぴーも過ごしてくれたのでよかったです。

その間も人工内耳を外すことなく、ほとんどずっとつけることができたので、色んな音をきく経験ができたと思います。

おじさんおばさんにもいっぱい抱っこをしてもらい、かわいがってもらっていました。

おじさんおばさんのお家では、先ほど紹介したアンパンマンのおもちゃで夢中になって遊んだり、ぬいぐるみで遊んでもらったり、しまじろうの動画を見せてもらったりして楽しく過ごすことができました。

おじさんいわく、はるぴーはパラシュート反射ホッピング反射が出てきており、もう歩く準備ができているそうです。

パラシュート反射とは、赤ちゃんの両わきを支えて持ち上げ、突然前方向に頭を傾けさせたときに、赤ちゃんの両腕が前に出る反射のことをいいます。

パラシュート反射のおかげで、万一バランスを崩してコケたときでも、とっさに手が出るため、頭を強打するリスクが減るというわけです。

ホッピング反射とは、赤ちゃんを前後左右のいずれかに倒そうとしたとき、無意識的に足を踏み出す反射です。

ホッピング反射のおかげで、バランスが崩れそうになっても、足で踏ん張ることができるようになります。

はるぴーもだんだんと歩く準備が出来てきていることを知り、とても感動しました。

実際に歩きはじめるのはもう少しあとだとは思いますが、その様子を想像するだけでもうれしくなります。

これからも色んなことを吸収して、どんどん成長していってほしいです。

おじさんおばさんの家、楽しかったねはるぴー!

またおじゃましようね!

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ゆう

薬に含まれる有効成分オタクで、どのようなメカニズムで薬が効果を示すか勉強することが好きです。 2016年薬学部卒業後、調剤併設型ドラッグストアで薬剤師として勤務しています。 薬を使う必要性や注意事項など、わかりやく紹介していきます。

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