聴覚支援学校に行き、補聴器専門店から届いたイヤーモールドとレンタル補聴器をフィッティングしました。
2回目の聴覚支援学校です。
1回目の聴覚支援学校の話は「聴覚支援学校と市役所」へ
聴覚支援学校では聴覚検査をしてもらい、裸耳よりも補聴器着用時のほうが音が聞こえていることがわかり安心しました。
聴覚支援学校に行く
聴覚支援学校に行くのは今回が2回目です。
補聴器専門店で以前に作ってもらっていたイヤーモールドが聴覚支援学校に届いていました。
イヤーモールドとは、耳の形にあわせたオーダーメイドの耳せんのことで、補聴器が耳から外れるのを防ぐはたらきやハウリングを防ぐはたらきをするものです。
イヤーモールドをレンタルさせていただいた補聴器と組み合わせることで、正しく補聴器をつけることができるようになります。
イヤーモールドを作った補聴器専門店では障害者手帳が交付されるまではレンタル補聴器を使わせてもらえます。
聴覚支援学校の相談室では、我々夫婦が普段からはるぴーに手話と口話を併用して話しかけていることを聴覚支援学校の先生から褒めていただきました。
手話にも方言のようなものがあり、使われている地域によって表現が異なることがあるようです。
実際、本やインターネットで勉強していた手話と聴覚支援学校で使われている手話でも違うものがありました。
ただ、はるぴーにその意味が伝わることが大切なので、今使っている手話を継続して問題ないと聴覚支援学校の先生には言っていただけました。
事前に購入していた手話の本を先生に少し見ていただいたのですが、わかりやすくていい本だと言われたため、引き続き同じ本を活用していきたいと思います。
はじめての補聴器
病院でイヤーモールドの耳の型をとるときに、はるぴーはすごく嫌がったので、補聴器をちゃんとつけてくれるか心配でした。
また、補聴器を装用したときに音に反応するかどうかも心配でした。
聴覚支援学校の先生から補聴器の説明を聞き、実際にはるぴーに補聴器をつけました。
補聴器は思ったより小さく重さもほとんど感じないことに驚きました。
実際に着用すると、先生がならしたベルの音に驚いたような反応と音のした方に顔を向ける反応がありました。
はるぴーが音に反応した様子を見て、我々夫婦も感動しました。
補聴器をつけた状態でCOR(条件詮索反応聴力検査)もしてもらい、裸耳では95db程度だった聴力レベルが65db程度まで改善が見られました。
補聴器を継続的につけることで脳の髄鞘化が進み裸耳での聴力も改善する場合もあるそうです。
まだ我々の声掛けに対する反応はほとんどありませんが、聴覚支援学校の先生には今日がお耳の誕生日なので、焦らず気長にいきましょうと言われています。
はるぴーが補聴器を長時間つけれるか懸念していました。
今のところ装着時に嫌がる素振りは見せますが、つけてしまうと嫌がらずにずっとつけていれるのでひとまず安心しています。
イヤーモールドの装着にはコツがいるようで、我々夫婦にはまだ難しく手こずってしまいます。
聴覚支援学校の先生いわく100回くらいつけると慣れてきて上手につけれるようになるそうです。
我々がイヤーモールドをつけるのに手こずると、はるぴーも嫌がるので、早くイヤーモールド装着に慣れたいです。
先生からはまずは5時間補聴器をつけれるように頑張りましょうと言われています。
とりあえず初日はちゃんとつけてくれたので、これからも嫌がらずにはるぴーが補聴器をつけてくれることを願っています。
長時間の補聴器装用に伴い、補聴器の電池もある程度必要となるため、今週の土日に電池を買いに行こうと思います。
はるぴーが音のある世界に少し近づくことができて嬉しく思います。
小さな一歩一歩が大きな成長につながると信じています。