1歳の春から入学した聴覚特別支援学校での生活では、たくさんの体験や勉強を親子ともにさせていただきました。
あっという間に2年が過ぎ、はるぴーも来年度からは年少さんになります。
この記事では、3学期のはるぴーの様子と聴覚特別支援学校での生活を振り返りたいと思います。
3学期のはるぴー
2学期と比べていちばん成長したなと思う部分は、ひらがなと数字に対する関心が芽生えはじめたことです。
2学期のあいだは、音声の「あ」とひらがなで書かれた「あ」が同じものであることがまだよくわかっていないようでしたが、3学期になり、それらの関係をリンクさせることができるようになってきました。
ひらがなカードをはるぴーの前に並べて、「あ」はどこ?ときくと、正しいカードがとれるようになりました。
3学期のあいだにすこしずつリンクさせられる文字が増えてきて、最終的にすべてのひらがなと音声をリンクさせられるようになりました。
また、数の概念も生まれはじめたようで、自分の愛車(トミカ)を並べて、「いち、に、さん、よん、ごー、、、」と数えたり、図鑑に描かれているものや絵本にかかれているどうぶつなどを指差ししながらその数を数えるようになりました。
あと、数の指定もできるようになってきました。
例えば、はるぴーは今イチゴにハマっているのですが、よくイチゴがほしいとおねだりされます。
「何個いちごほしい?」ときくと、例えば「さんこ(たんこ)」と3本指をたてて、教えてくれるようになりました。
体力もかなりついてきました。
はるぴーは今、走るのが大好きなので、いっしょに親子で公園のランニングコースを走ったり、河川敷を走ったりしにいっています。
学校のお友だちのことも2学期より意識できるようになりました。
学校の行事の際の写真を見返した時、お友だちを指差しながら、お友だちの名前を教えてくれるようになりました。
今までは割とおとなしくて遠慮しがちなはるぴーでしたが、最近はお友だちとおもちゃをとりあったりすることもでてきました。
お友だちの存在を意識しはじめたタイミングで聴覚特別支援学校を卒業してしまうのは寂しいです。
これからも教育相談というかたちで月に一回程度、聴覚特別支援学校にはお世話になりますが、もうなかなか先生やお友だちと会えなくなると思うととても切ないです。
卒業後も積極的に交流しようとしてくれるお父さんお母さんが多いので、その点は本当によかったと思います。
はるぴーは地域のこども園に通う予定で、そこで新しいお友だちと出会うとは思いますが、同じ境遇のいわゆるミミ友の存在も彼の心の支えになってくれると思います。
聴覚特別支援学校に通わせていただいた2年間は本当に貴重な経験をさせていただいた期間だったなと思います。
今では音声だけで、はるぴーとコミュニケーションをとれる場面も多くなってきましたが、まだうまく発声出来なかった時期に、はるぴーが人に自分のことや気持ちを伝えるのに役立ったのが手話です。
今も、音声と手話の両方を使って自分の言いたいことをたくさん伝えてくれます。
何なら、私が音声のみで言ったことを、はるぴーが手話にして通訳してくれることも多いです。
個別のひらがなの発音もかなり上手になってきましたし、音声だけで何を言っているかわかる機会はどんどん増えていますが、手話をつけてくれると目でみてすぐわかるのでより伝わります。
音声だけで育てる派の方と音声と手話を組み合わせて育てる派に分かれると思いますし、音声だけで育てたほうが音声の表出がより早い傾向にあるかもしれませんが、はるぴーが手話をたくさん使ってくれるので、今は手話を使うはるぴーのことを尊重したいと考えています。
はるぴーはおうたも相変わらず大好きで、(発音が悪くて聞き取りづらい部分はありますが)歌詞を丸暗記して、音楽にあわせて歌ったり、1人で歌ったりする機会が増えました。
聴覚特別支援学校で教わったおうたの場合、手話もつけて歌ってくれます。
聴覚特別支援学校からいただいた最高の贈り物はやはり手話だと思います。
これからは手話を使わないことが当たり前の世界で、はるぴーは生活していくことになりますが、家のなかでは引き続き手話を活用していこうと思います。
はるぴーは、卒業式のときに撮ったビデオを何度も見返したがります。
聴覚特別支援学校の先生やお友だちがとても好きだったことがよくわかります。
はるぴーのためにたくさん頑張っていただいた先生方には本当に感謝してもしきれません。
仲良くしてくれたお友だちみんなにもとても感謝しています。
正直、寂しいです。
春からの新しい生活がどうなるか期待と不安が混ざりあって複雑な親心ですが、優しい心を持っているはるぴーなので、助けてもらうばかりでなく、困っているお友だちにそっと手を差し伸べることもできると思います。
新生活、楽しんでね、はるぴー!
こども園でできたお友だちのことや先生のことをきかせてね!