岡山で難聴の子どもをもつパパたちと色々と話ができる会が開催されることを知ったので参加してきました。
今回はこのブログを通じて知り合った友だちとも直接岡山で会って様々な話をできたので感慨深かったです。
出逢い
ブログやSNS等で難聴関連のことを発信していると様々な方からメッセージをいただいたり、同じような境遇の方と繋がることができいつも嬉しく思っています。
普段からブログやXの投稿をみてくださっている方、メッセージをくださる方、本当にありがとうございます。
先輩パパママのアドバイスがとても参考になったり、同じ境遇で悩んでいる方がいるんだと再認識させられたりいつも非常に刺激になっています。
ブログのメールフォームからメッセージをいただいて色々とやり取りをして、直接会って話をしたいと思える方もできました。
今回岡山でお会いした方は、ご自身が難聴をお持ちで薬剤師をされており、お子さんが2人いらっしゃる方で、私自身と難聴関連のことや同じ職業であることや子どもがいることなど色々と共通点がある方でした。
岡山の倉敷で開催される難聴児パパだけの会にいっしょに参加したいことと直接会って話をしたいことをお伝えしたところ、快諾していただいたので、まずは会場の近くの喫茶店でお話した後に、会に参加するという流れで話がまとまりました。
私が少し早く喫茶店に着いたので先に入店させていただいて緊張して待っていたのですが、姿が見えた際、優しそうな雰囲気を感じたのでほっとしました。
サンドイッチとブレンドコーヒーを注文して、ゆっくり1時間ほど話ができたのでよかったです。
私もその友だちも大学こそ違いますが、同じ薬学部で学び薬剤師になって、今こうやっていっしょにお話ができているんだなと考えると深いご縁のようなものを感じずにはいられませんでした。
とはいえ、やはり大学では、教授や講師がマイクを持って広い部屋で講義をすることが多く、難聴の友だちはきこえにくさで苦労することが多かったそうです。
講師の話をききたいと思っても聞き取りづらさがあって大変な思いをする方もいるということに当事大学生であった自分が気付けることができれば、もう少し講義を大切に真面目に受講していたような気がします。
私自身も薬剤師になるために国家試験勉強を必死にやった記憶がありますが、難聴の友だちはもっともっと努力して資格を手に入れたのだと思います。
難聴の友だちは、大学時代が一番苦労して葛藤した時期であったと言っていました。
難聴のことだけでなく、職業や家族構成、趣味等も似ている部分が多かったということも大きいとは思いますが、仕事の話や共通の趣味である野球の話題などで話が弾みあっという間に時間が過ぎました。
難聴児パパだけの交流会への参加予定がもしなかったら時間を忘れて何時間もお話できたような気がします。
難聴児パパだけの交流会 in 岡山
京都、東京での開催に続き、第3回目の難聴児パパだけの交流会が岡山で開催されたので参加してきました。
午前中には、倉敷の難聴児サークルのイベントがあったそうで、そのイベントの関係者の方や参加者の方で難聴児パパだけの交流会にも参加されている方もいらっしゃいました。
高校生の娘さんを持つベテランのパパさんから2才1カ月の息子と近い月齢の子をもつパパさんまで私を含め今回は6人の参加者がいました。
人工内耳装用者の池田さんと言語聴覚士の先生、合わせて8人でひとつのテーブルを囲み色々な話をきかせていただきました。
一人ひとりのパパの顔をみて話ができて、先輩方のアドバイスをいただいたり悩みの共有ができたりしたのでよかったと思います。
難聴当事者の実際の体験談や言語聴覚士の先生の見解もお聞きできた点もかなり勉強になりました。
今回の会では託児を申し込むことができたため、実際にお子さんを連れてこられているパパさんもいらっしゃいました。
3才の人工内耳をつけた男の子が元気に走り回りながら自分の言いたいことを自分の口でちゃんと他の人に伝えている様子をみると、来年の今ごろはこの子のように自分の息子ももっと喋れるようになるといいなと思いました。
子どもの性格によっては、発音の修正をされると、だんだん萎縮してしゃべらなくなる子もいるそうなので、しゃべりだしたらしゃべりだしたで課題はたくさんあるのでしょうが、息子にはしゃべりたいという気持ちを持ち続けてもらえるような親としてのふるまいができるといいなと思います。
息子も体重が重くなってきて、走るのもはやくなってきているので、追いかけっこや抱っこしながらアクロバティックに動くような遊びではお父さんとして活躍できる機会が増えてきていると感じます。
今回の交流会では、中高生の難聴児をもつパパさんも参加していたため、まず最初の議題は反抗期の接し方についてになりました。
息子にもきっと反抗期が訪れる日がやってくると思いますし、割と今までは小さいときの療育の仕方ばかりを気にしていたので今回とても勉強になりました。
親としても子どもの自立を促すために子どもと適度に距離をとっていく必要がある時期なのかと思います。
この時期は難聴である自分と周りとの違いに様々な葛藤を感じやすい時期で色々な壁にもぶち当たりやすい時期のひとつでもあるそうです。
難聴当事者の話や言語聴覚士の先生の話やベテランのパパさんの話を総合的にまとめると“自分が納得すること”が大切なのではないかという話になりました。
要するに、子どもがやりたいと思ったことは挑戦させてあげて応援する、そして本人が納得するまでさせてあげる心意気が親として必要だということです。
親としては子どもを守らなくてはと思ったり耳が聞こえにくかったら苦労するに決まっているしそれはやめたほうがいいと感じることも多いと個人的には思います。
でも親から難聴がゆえに色々と制限されてしまうと、本当はやりたかったのに、できたかもしれないのにと心の中がモヤモヤした状態で一生過ごすことになってしまうかもしれません。
私も耳が聞こえないわけではないので、耳が聞こえない息子の気持ちを常に理解してあげることはできないので、息子にも反抗しつつ自分の意見や気持ちを不器用に伝えてくれる将来がくればいいと思います。
親としては、子どもが傷つくところは極力見たくないですし、子どもと喧嘩もできればしたくないですが、子どもが自分がやりたいことにチャレンジして傷ついたりそれで喧嘩になったりしたものに関しては、本人の財産になると私は考えています。
人工内耳装用者の池田さんも反抗期を乗り越えて、今では自分のやりたいことに向かって仲間と積極的に挑戦する方です。
学生時代には、スターバックスでアルバイトをされた経験もあり、お客様が言った注文がうまくききとれないという壁にぶつかったこともあったそうです。
そんなときには、ボードに注文を書いてもらったり、注文後モニターに表示されているメニューやカスタマイズが正しいかをよく見てもらうようにお願いしたりと工夫して対処された経験を話されていました。
ドイツに海外旅行に行かれた経験もある方です。
10分間の休憩を挟み、後半では子どもの療育についてや家族との家での過ごし方などが主な話題となりました。
参加したパパさんは、私も含め仕事が忙しく、ママさんのように頻繁には療育に子どもを連れて行くことができない方がほとんどでした。
となると、実際にどのような療育がされているか等の情報をママさんから教えてもらわないと同じ情報量で家庭内で子どもと向き合うことができない状態になります。
言語聴覚士の先生は、同じ方向を向いて子育てをするためにも、子どもとの良好な関係を築こうとする前に、奥さんとの関係を良好に保とうとする努力が必要だとおっしゃっていました。
今回、色んなパパさんからどのように普段から夫婦でコミュニケーションをとっているかなどの話もきけたのでとても勉強になりました。
他にもたくさんのお話をきかせていただくことができ、あっという間の2時間となりました。
生の声が聞けて本当に勉強になるので、少しでも交流会に興味があってこの記事を読んでいるパパさんは一度参加してみてください!
このような会を開催していただいた主催者の方には本当に感謝しています。
人工内耳装用者の池田さんもこの会の開催を通じて、父親と色々な話をする機会が増えたそうです。
素敵なことです。
最後に、私が岡山に行って帰ってくるまでの間、2才の息子の世話をしてくれていた妻に感謝しなければなりません。
本当にいつもありがとう!
交流会、楽しかったよ!