難聴児子育て

右耳人工内耳の再手術が終わりました

右耳に感染があり、一時的に取り出していた人工内耳インプラントの再挿入手術を本日受けました。

午前から手術がはじまり、昼頃に終わりました。

術後から30分くらいで、麻酔から覚めて意識が戻りました。

入院

PCR検査を受け、コロナ陰性が証明されたため、無事入院することができました。

基本的な流れは前回の人工内耳手術のときと同じです。

詳細は前回の人工内耳手術の記事に書いています。

手術を受ける前に、事前に病院の中にある床屋で右耳付近の髪の毛を剃ってもらうのですが、今回は大人しく剃ってもらうことができました。

前回の時はギャン泣きだったので心配していましたが、杞憂に終わり良かったです。

髪剃時に、NHKの教育テレビで、はるぴーが好きそうな番組がやっていて、理髪師さんがはるぴーにテレビ画面を見せて興味をひいてくれたのがよかったのだと思います。

手術前日に、手術についての説明を執刀医から受けました。

人工内耳手術の内容や手術によるリスクなどについては、基本的に前回と同じような説明でした。

違う点としては、蝸牛中に残っている電極を取り出してから、新しい電極を入れる点です。

可能性は低いが、電極を再挿入する場合、既に入っている電極原因となり、その部分に炎症が起き、挿入部が腫れてしまい、挿入部が狭くなり電極がうまく入らないことがあると説明を受けました。

より確実に電極を蝸牛にいれるために、前回使用していたものよりも固くて挿入しやすい電極を挿入することになりました。

きこえ方については、前回のもの今回のもの、どちらの電極も大差がないと言われました。

電極の種類より、マッピングによりはるぴーにとって最適なきこえ方に調節してもらうことが重要だそうです。

人工内耳手術

今朝、はるぴーは妻に抱っこをされながら、病室から手術室に連れて行かれました。

移動の際に、はるぴーの顔をみる機会があり、はるぴー自身は、落ちついた様子に見え、少し安心しました。

麻酔をかける前までは、お気に入りのおもちゃで遊び、おとなしくすることができました。

ベッドに寝転んでマスクで麻酔をかけられるときは嫌がりました。

麻酔が効き、はるぴーが寝た後は、先生にはるぴーを託し、妻も手術の待合室に来て、いっしょにはるぴーの手術の成功を祈りました。

前回の人工内耳手術は両耳だったため、6時間半かかりましたが、今回は片耳のため、3時間ちょっとで手術が終わりました。

術後すぐに先生から手術の結果について説明がありました。

まず、電極挿入部はやや狭かったものの問題なく新しい電極を挿入できたと言われました。

新しい電極が入らないことが稀にあるときいていたので、その言葉が先生からきけて、まずはひと安心しました。

新しく挿入した22個の電極のうち20個で反応が見られたと説明を受けました。

反応なしとなった2個の電極については、先生が波形を観察したところ、波形の形が通常とは異なっていたので、反応なしとでたが、波自体は立っているのでおそらく問題ないだろうとのことでした。

左耳と同じように右耳もきこえるようになると思うと言われました。

反応なしとなった電極が正常に使えるかどうかは、音入れの際にわかると思うとのことでした。

2個の電極が反応なしとなったので、少しモヤモヤする部分は残りますが、先生が両耳とも同じようにきこえるようになると思うとおっしゃったので、その言葉を信じようと思います。

朝早くから、はるぴーの手術をして下さった先生方には感謝です。

手術頑張ったね、はるぴー!

すごいぞ、はるぴー!

早く元気になって、お家に帰ろうね!

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ゆう

薬に含まれる有効成分オタクで、どのようなメカニズムで薬が効果を示すか勉強することが好きです。 2016年薬学部卒業後、調剤併設型ドラッグストアで薬剤師として勤務しています。 薬を使う必要性や注意事項など、わかりやく紹介していきます。

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