難聴児子育て

学校生活とマッピング

4月から聴覚支援学校に入学してからはやいものでもう2ヶ月が経とうとしています。

はるぴーが楽しんで学校に通ってくれているので嬉しいです。

今週はマッピングに行ってきたのでその内容もあわせて記事にしたいと思います。

聴覚支援学校での生活

まず聴覚支援学校にはるぴーが毎回楽しんで通ってくれているのがほんとうに嬉しいです。

学校でも家でいるときと同様によく笑ってくれます。

学校に通いだし手話に触れる機会が増えたからか、適したタイミングで「おいしい」や「バイバイ」などの簡単な手話ができるようになってきました。

手話で話しかけすぎると、口話での発語が遅れるという意見もあるみたいですが、そもそも我々親の手話レベルがひよこレベルなのであんまり影響ない気がします。

人工内耳装用によって今後、口話でコミュニケーションがとれるようになったとしても、聴覚支援学校で出会ったお友だちとの縁を大切にしてほしいので、手話をもっとはるぴーとのコミュニケーションに取り入れたいと思います。

聴者だけのコミュニティに孤独感や疎外感を抱く人工内耳装用者も多いと聞くのでできれば手話も本人に使ってほしいなと思います。

学校では、普段の療育に加え、こいのぼりを画用紙で手づくりしたり、動物園に遠足に出かけたり、ボディペイントをしたりと色々な体験をさせていただいています。

ダメなことはもちろんダメと指導してくださるのですが、基本的に先生方がはるぴーのできた事に対して褒めてくれるのが嬉しいです。

お父さんお母さんの間でも褒め合う文化が自然とつくられているのでいいなと思います。

定期的にプロジェクターを使って、難聴児の実際の耳のきこえ方やどのように接するのがよいかなどの保護者向けの座学あり、とても勉強になります。

聴覚支援学校では、簡単な手話も教えてもらえるのでありがたいです。

はるぴーはもともとチャイルドシートがあまり好きではなく、車の運転中にぐずってしまうことが多くありました。

車で通学するので、行き帰りのチャイルドシートでグズらないようにと思い切って新しいチャイルドシートに替えてみたら、座り心地が気に入ってくれたみたいでグズる回数がかなり減りました。

移動中に気持ちよさそうに寝るはるぴーの姿をみると、安心して運転できます。

我が家ではかなり重宝しているので、皆さんに紹介したいと思います。

二つ目のチャイルドシートにおすすめです!

マッピング

はるぴーは、右耳の人工内耳の再手術を受けたため、右耳と左耳の人工内耳の出力が異なります。

左耳は十分出力を大きく調節していただいているのですが、右耳はまだ出力を大きくしていっている段階です。

今回のマッピングで、右耳の出力もかなり上げてもらい、左耳の出力の8割程度に調節していただきました。

来月のマッピングで、右耳の出力も左耳と同じ出力にする予定だそうです。

今回、右耳の聴力測定をしてもらい、右耳人工内耳装用時で30dB〜35dB程度の聴力でした。

今の時点で右だけで35dBあるのは嬉しいです。

マッピングの際、音が聞こえなくなったときに「ない」の手話を言語聴覚士の先生がしているのをみて、はるぴーも真似をして「ない」の手話をしていました。

音が聞こえたときは、「きこえた」の手話や「ある」の手話、音がなくなったら「ない」の手話をするとよいとアドバイスを受けました。

執刀してくださった先生に傷口のあとと耳の中をみてもらいましたが、きれいと言われてよかったです。

マッピングの際、言語聴覚士の先生がそろそろアクアプラスにチャレンジしてもいい頃だと言われました。

アクアプラスは、お風呂やプールなど水場で使えるように人工内耳プロセッサーを防水仕様にするアクセサリです。

ケーブルに関しては、病院から保険で処方できるので、スリーブだけ先に購入しておいてと言われました。

次回のマッピングの際に調整してくれるようです。

これからはお風呂のなかでも毎日はるぴーと声でコミュニケーションがとれるようになると思うと今から楽しみです。

お風呂に入っているシチュエーションでしか話さない内容や水の音など、はるぴーにとっても新しい音を知る機会になると思います。

これから夏になって暑くなるので、プールにも連れていきたいなと思います。

アクアプラス、楽しみだね、はるぴー!

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ゆう

薬に含まれる有効成分オタクで、どのようなメカニズムで薬が効果を示すか勉強することが好きです。 2016年薬学部卒業後、調剤併設型ドラッグストアで薬剤師として勤務しています。 薬を使う必要性や注意事項など、わかりやく紹介していきます。

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