![ストナファミリー](https://phynosh.com/wp-content/uploads/2022/03/e0442cfa1f31f4088cf45ae2c4bd3548-544x306.png)
今までにかぜをひいて、家族にうつした、うつされた経験はありませんか?
一緒に暮らす家族の中の誰かがかぜにかかってしまうと、そのかぜをうっかりもらってしまうことがあると思います。
家族みんなで使用でき、様々なかぜの症状に効いてくれるかぜ薬があると便利ですよね。
今回は、7歳から服用でき、かぜのひき始めから11症状に効くかぜ薬、ストナファミリーを紹介させていただきます!
この記事では、家族のいる方で、どの市販のかぜ薬を選べばよいか悩んでいる方向けに、個人的に一番おすすめできるかぜ薬、ストナファミリーの特徴、有効成分、注意点について薬剤師ゆうが解説していきます。
ストナファミリーの特徴
ストナファミリーの主な特徴は、以下の4つです。
- かぜの11症状にバランスよく効く4種類の有効成分が配合されている。
- 依存性を引き起こすおそれのあるコデイン類や血圧等に影響を及ぼすことのあるメチルエフェドリン、カフェインは入っていない。
- 7歳の子供から高齢者まで服用ができる。
- 家族でのめるかぜ薬の中では、比較的効果の高い有効成分が配合されている。
ストナファミリーは、風邪の11症状に効果を示します。
具体的には、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、せき、たん、悪寒(発熱によるさむけ)、 発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛みです。
いろんな症状に効いてくれるので安心ですね。
ストナファミリーには、依存性を引き起こすおそれのある咳止め、コデイン類が含まれていません。
代わりに、依存性を引き起こすことがなく、コデインと同等の効果を発揮するデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物と呼ばれる咳止めが含まれています。
現在市販薬に含まれる咳止めには2種類あり、依存性を引き起こすコデイン類などの咳止めと非依存性のデキストロメトルファンなどの咳止めがあります。市販薬を選ぶときは、非依存性の咳止めが入っている商品を購入するようにしましょう。
また、血圧に影響を及ぼすことのあるメチルエフェドリン、カフェインは含まれていません。
そのため、ストナファミリーは、高血圧の高齢者にもおすすめの商品です。
ストナファミリーは、7歳から服用できるように作られており、7歳から14歳までは1回1錠、成人(15歳以上)は1回2錠服用します。
家族でのめるかぜ薬の中では、比較的効果の高い有効成分が配合されており、かぜのほとんどの症状にこれ1つで対応できるといっても過言ではないと思います。
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ストナファミリーの有効成分
ストナファミリーに含まれる有効成分は、4種類です。
解熱鎮痛成分(熱を下げたり、のどの痛みや頭痛を鎮める成分)
アセトアミノフェン
脳の体温調節中枢や中枢神経などに作用して熱を下げたり、痛みを抑えたりします。
解熱鎮痛成分のロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンS)やイブプロフェン(イブA錠)などと比較すると、痛みを抑える作用はやや劣りますが、副作用が少なく安全性が高いことが知られています。
体温調節中枢は、脳の中に存在し、体温を一定に保つはたらきをします。通常は37度前後に体温を保とうとしますが、風邪などの感染症にかかると普段よりも高い温度、38度や39度に体温を保って、ウイルスを早く体の中から排出しようとする防衛反応を起こします。
非麻薬性鎮咳薬(依存性を引き起こすことなく、咳を鎮める成分)
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
依存性を引き起こすことのない鎮咳薬で、脳にある咳中枢に作用して咳をしずめます。
依存性を引き起こすコデイン類と同等に咳を止める効果を示します。
人により眠気を感じる場合があります。
抗ヒスタミン薬(鼻水・鼻づまり・くしゃみを鎮める成分)
クロルフェニラミンマレイン酸塩
鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの原因物質である、ヒスタミンのはたらきを抑えることで症状を改善します。
即効性が高く、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状を早く鎮めてくれますが、眠気が出やすい点には注意が必要です。
また、抗コリン作用があるため、口が乾いたり、尿がでにくくなることがあります。
抗コリン作用とは、リラックスしているときに活発になる神経である副交感神経を調節しているホルモン、アセチルコリンのはたらきを抑える作用のことで、副作用として、口の渇きや尿が出にくくなるなどの副作用が起こることがあります。
去痰薬(たんをきり、出しやすくする成分)
グアイフェネシン
気道液の分泌量を増加させることでたんを薄め、排出しやすくします。
服用中、水を多めに飲むと、薬のはたらきを助け、よりたんが切れやすくなります。
ストナファミリーの注意点
ストナファミリーの主な注意点は、以下の4つです。
- 服用後は眠くなることがあるので、乗り物又は機械類の運転操作をしない
- 風邪の場合数日で治るため、長期連用しない
- 服用により口がかわいたり、尿が出にくくなることがあるので注意する
- 服用前後は飲酒しない
ストナファミリーには、眠気がでる可能性のある成分として、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、クロルフェニラミンマレイン酸が含まれているため、車などの運転は避ける必要があります。
集中力も低下しやすいので、試験や会議などの前の服用も避けるほうがよいです。
また、風邪は一般的に3~4日程度で治るとされているので、1週間以上は服用しないでください。
アルコールといっしょに服用すると、眠気が強くでるおそれがあり危険なため、服用前後は飲酒しないでください。
今回の記事が、皆さんの商品選択の参考になれば幸いです。
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